2016.12.16
福岡県みやま市『江の浦海苔本舗』
今日は、福岡県みやま市『江の浦海苔本舗』のご紹介です。
中野「代表の森田修司さんにも、お越し頂いています!」
森田「こんにちは」
玲子「ようこそ!」
【森田修二さんは?】
代表の森田修司さんは、幼少の頃から海苔養殖をされるお爺さんのお手伝いをされ、その後、御兄弟と一緒に海苔養殖業を始められた海苔漁師さんでした。現在は海苔養殖はやめられましたが、有明海で獲れる海苔の加工業を御家族でされています。
玲子「卓上にずっと置いておきたいパッケージに収められた海苔」
中野「今日は“焼のり”“塩のり”です」
玲子「 “新のり”ってシールが…あっいい香り!!海苔ってこんなに良い香りでしたっけ!?」
森田「実は、この海苔、3時間前に焼いたものなんです」
玲子・田上「ええっ〜!!!」
森田「実は一番おいしいのは、焼き立てなんですよ。ここに来る前に焼いてきました」
中野「しかも今年一押しの“海苔”で、漁師さんがビックリするぐらいの良い海苔です」
森田「今年は美味しかったです」
【“海苔”は?】
海苔は11月下旬くらいから3月まで収穫が行われます。有明海は干満の差の大きさから、干潮の時に海苔網が海面から出てしまうほどですが、外気に晒されることで、海苔以外の海藻が育ちにくくなり良質な海苔が収穫できるそうです。「有明海は海苔養殖に一番適した海!」と森田さんは思っていましたが、海苔養殖された後、加工される段階で海苔の品質が劣化している事を危惧されていました。「自分達漁師が生産し食べている海苔と市販されている海苔との違いに驚いた」「海苔本来の美味しさ、磯の香をそのまま食卓に届けたい!」と海苔漁師を止め『江の浦海苔本舗』を立ち上げられました。現在の店舗は平成26年3月にオープンしました。
田上「玲子さんは(テレビ番組の企画で)今日から断食中。田上が頂きます…パリパリッ…」
玲子「美味しそうな音!(もだえ苦しむ)」
田上「うわ〜〜〜違う!!!」
中野「違うでしょ?」
玲子「どう違うの???」
中野「食べないと分からないですよ」
田上「これ“焼きのり”ですよね?焼いただけですよね?風味が全然違う!美味しい!!」
森田「より美味しいのは“塩のり”です」
田上「じゃあ“塩のり”も頂きます…パリッバリッ…」
中野「海苔漁師さんが海から上がった海苔の味をそのまま伝えたいという事なので…」
田上「普通海苔を食べるとご飯が欲しくなったりしますが、これは“このまま”」
森田「ツマミにイイでしょ」
田上「のど越しが良いんですよ!ス〜ッととけて、風味だけが残ります」
森田「これが海苔本来の味なんですよ。しかもこれは“初摘み”ですから全体の3〜5%しかないんですよ」
中野「超レアな海苔の焼き立てです!」
玲子「とても高い?」
森田「いいえ普通に売ってます。1本600円+消費税です(8切り48枚)」
【『江の浦海苔本舗』では?】
主な商品は“焼きのり”“塩のり”“炊きのり”などで“ふりかけ”も製造されています。“焼きのり・塩のり”は「焼きムラ」ができない様に、手間をかけ丁寧に作られています。製造を担当される修司さんのお兄さんの浩吉さんも、元海苔漁師の厳しい目線で品質を管理、製造されています。
中野「修司さんも、浩吉さんも、海苔の扱い方はプロ中のプロですから、ものすごく丁寧にされています」
森田「折れ目の山があると、そこに焼きが強めに当たるものですから、山が出来ないように何枚も重ねています」
中野「何枚もきれいに重ねて、厚紙に挟んで、森田さんの所でしかしていない作業などもあります」
“炊きのり”は修司さんの奥さん和華子さんの手作りです。硬さが違う数種類の海苔を手作業でちぎって、層になる様に丁寧に時間をかけて炊き上げます。手間と時間がかかる為、“炊きのり”は限定商品ですが、人気のある商品だそうです。
現在、材料の海苔は以前の有明海の海苔漁師の仲間の皆さんの品質の良い海苔を使われています。
●連絡先●「江の浦本舗」
福岡県みやま市高田町徳島320-4 TEL: 0944-22-2252
玲子「さて来週は?」
中野「熊本県菊池市の『岩津農園』の“金時人参”を紹介します」
玲子「来週もよろしくお願いします!」