2017.02.10
熊本県玉名市『おっぺしゃん工房』
今日は、熊本県玉名市『おっぺしゃん工房』のご紹介です。
玲子「何ですか『おっぺしゃん』って?!」
中野「美人ではないけど、気立ての良い女性と言う意味らしいです。『おてもやん』のイメージです」
【『おっぺしゃん工房』とは?】
『おっぺしゃん工房』は、熊本県玉名市天水町にあります。発足は平成22年、農家の奧さん達8名で結成されました。現在のメンバーは、楠岡浩美さん、斉藤みえ子さん、大村葉(よう)さん、中村仁美さん、中村ヤスヨさん、小田昭子(しょうこ)さんの6名です。それぞれ“ミカン”“イチゴ”“キウイ”などを栽培されています。お話を聞いた楠岡さんによれば、「皆、加工に興味があり、自分達の作る果物で未利用の物を加工して無駄を無くそうと集まりました。」との事でした。
【『おっぺしゃん工房』の商品は?】
中野「美味しいジャムを作られているんです!」
玲子「キウイ・マーマレード・イチゴですね」
中野「マーマレードも“デコポン”のような“不知火”で作られています」
玲子「パッケージの顔は誰ですか?」
中野「実は夏目漱石さんです」
作られる主な商品は、それぞれの果物を材料にしたジャムで、“草枕の刻(とき)”という商品名で販売されています。この商品名は、夏目漱石の代表的な作品「草枕」の舞台が天水町であった事から付けられました。
玲子「マーマレードの肉厚な事!!甘すぎず酸味がきいていて美味しいですね!」
田上「キウイもフルーティで美味しい!」
中野「おばちゃんたちが作るジャムって、ドッと果物を入れられるので、しっかりしていると思います」
玲子「果肉がタップリで美味しい!」
中野「不知火もキウイもイチゴも育てられている方ですから、どうしたら美味しくなるか知り尽くしています」
玲子「イチゴも粒のまんまですよ!」
中野「まるごと入ったジャムです」
全て受注販売で行われています。週に一度、農作業が終わった夜に集合し、加工を行うそうですが、注文の多い時には数日続けて加工をされるそうです。楠岡さんによれば「イチゴジャムについては“ひのしずく”を材料に使っています。メンバーの栽培するイチゴがぜんぶ“ひのしずく”だったからで、今は“ゆうべに”という品種にも挑戦しています」との事です。
中野「ジャムの他にも“梅干し”もつくられています」
玲子「干してこの大きさだから…どれだけ大きかったんだろう」
中野「鮮やか赤で、昔ながらの梅干しです」
玲子「果肉がトロトロで、美味しい!」
“ジャム”のほかにも“梅干し”も作られていますが、どちらも『熊本の赤』と言うブランドに選ばれているそうです。各地のイベントに参加されるなど、勢力的な活動をされています。
●受注販売ですので、お電話で連絡を!
『おっぺしゃん工房』
熊本県玉名市天水町小天7716 TEL:0968-51-4094
玲子「でしょうね〜〜〜。さて来週は?」
中野「来週は、鹿児島県阿久根市の『平塚屋』の“きびなご製品”を紹介します!」
玲子「来週も、よろしくお願いします!!」